結婚指輪のお手入れ方法とは?

大切な結婚指輪を長持ちさせるメンテナンス方法を解説!

結婚指輪は結婚の証として何十年もずっと、毎日つけ続けるものです。大切なものであると同時に、毎日つけるものでもあるので、汚れてしまったり、劣化してしまったりするものでもあります。そのため、日々のメンテナンスやお手入れが非常に重要です。 今回は、結婚指輪をできる限り綺麗に長持ちさせるために効果的なお手入れの方法を4つご紹介します。

1. お手入れの方法①

ダイヤモンドや金属の輝きがくすんだと感じたら柔らかい布で拭く

結婚指輪は日常的な装着が前提となるので、どうしても見た目的には徐々に劣化していくものです。しかしながら、定期的に簡単にできるお手入れをするだけで、長期的な美しさの維持につながります。お手入れをしないで放置し続けるのと、簡単でもいいからお手入れをしながら使い続けるのとでは、状態の維持具合が大幅に異なることを意識しておきましょう。

ちょっとくすんだかな?と思うくらいの些細な変化でも、放置しておくとそれが簡単には取れなくなってしまうからです。とくに細かい段がつけてあったり彫り込みがされていたりする複雑な構造の指輪の場合はなおさらです。でも自分でお手入れしようとすると宝石にキズがついてしまいそうで不安という方も多いでしょう。

ダイヤモンドをあしらった指輪にありがちな劣化として、「ダイヤモンドがくすんでしまう」ということがよく起きます。この主な原因はわたしたちの指の皮膚から出る「皮脂」の汚れです。同じように、プラチナやゴールドの輝きがくすんでしまう原因もこの皮脂汚れにあります。

皮脂汚れを取るうえでは、それほど手間はかかりません。眼鏡拭きのような柔らかくきめ細やかな布を用意して、それで優しく拭いてあげるだけでいいのです。この方法はどんな金属や宝石でも効果的です。入浴時や就寝時など、指輪を外すタイミングで、たった数分あれば行える簡単な方法ではありますが、このちょっとしたひと手間が肝心になります。

2. お手入れの方法②

乾拭きでとれない汚れは中性洗剤を混ぜたお湯に浸けて取り除く

指輪のお手入れは、基本は乾拭きがおすすめです。なぜなら、水に浸してそのままにしておくと変色してしまったり、水の跡がついたり、汚れが取れなくなったりしてしまう可能性があるからです。しかし取り扱いを繊細にしなければならない結婚指輪の場合、あまり力をこめることもできませんよね。そのため、柔らかい布での乾拭きではどうしても取れない汚れも出てしまうでしょう。

そうした時には、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にゆっくりと浸けながら、柔らかめの毛の細かいブラシなどでこすってあげて汚れを落とすということが必要になってきます。細かい部分に溜まった汚れなどは、こうした方法をとることで一気に取り除くことが可能です。ある程度汚れが取れたら真水ですすぎ、しっかりとすすいだあとは柔らかい布でゆっくり水分を拭き取ることを忘れてはいけません。

3. お手入れの方法③

使わないときの保管方法に気を遣おう

都合によって特別な日につけるマリッジリングを別に用意しているとか、仕事の関係で毎日は身につけられないという方もいるでしょう。そうした場合には、身に着けていないときの保管方法に気を遣うことで長く指輪の輝きを保つことが可能になります。

具体的には、適切なケースに入れて保管しておくことが必要となります。できれば、購入時に付属していたジュエリーケースが残っていればそれに入れるのが最適です。パールジュエリーなどのように、入れるケースが適切でない場合や、他のジュエリーと混ぜて保管しておくと状態が悪くなるものもあるからです。

また、他のジュエリーと一緒くたにケースに入れてしまうと、ちょっとした刺激でぶつかって細かい傷が付いてしまうこともあります。最も相性のいい純正で、かつ独立したジュエリーケースの中に保管するのが望ましいと言えるでしょう。できればケースに入れる前に柔らかい布で拭いたり中性洗剤で洗ったりしてしっかりとお手入れをし、水気を取っておくと完璧です。

4. お手入れの方法④

自分で出来ないお手入れやメンテナンスはプロに依頼しよう

指輪の劣化も簡単なものであれば、上記のように少し気を遣ってお手入れしたりすることで解決します。しかし宝石が緩んできたり、金属が変色してしまったり、形がゆがんできたり、そうした場合には自分で解決しようとしないでプロの手でしっかり修理してもらうことがおすすめです。

宝石店など専門店に行けば、ジュエリー専用の設備も整っている中で、専門の技術者がしっかりとクリーニング・修理・調整を行ってくれます。具体的な例としては、超音波などを使った「クリーニング」で簡単なお手入れでは取れなくなったくすみや汚れを取り除いたり、歪んでしまったリングの「サイズ直し」をしたり、緩んでしまった宝石を留めている「爪の修理」をしたり。万が一、石が落ちて紛失してしまった場合の石の入れなおしなども行ってくれます。

こうした細かい部分の修理となると、金属そのものを変形させたり、部品を交換したりするなど専門的な技術がないと修復は不可能になってしまいます。自分で挑戦しようとせず、プロに安心してお任せください。

5. まとめ

以上、結婚指輪のお手入れの方法について、いくつかご紹介しました。簡単なお手入れもやるのとやらないのとでは大違いなので、保管の仕方も含めてしっかりと気を遣って、大事な指輪を少しでも長く、美しく保ちましょう。しかし個人の範囲で出来るお手入れには限界がありますので、自分では難しいなと思ったら遠慮なく修理対応を行っている専門店にご相談ください。

熊本市上通商店街にて営業を行っております「清田時計店」は、時計だけではなく宝飾の専門店としても長年営業しております。弊社は熊本唯一の、田中貴金属工業(株)の特約店ということもあり、とくにジュエリーの修理やリフォームに定評があります。クリーニングは無料サービスにて行っておりますので、結婚指輪が汚れてきたなと感じたらぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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