結婚指輪の選び方のポイントや注意点について詳しくご紹介

結婚指輪は基本的に一生着け続けることになる指輪です。そのため、購入時の選び方はとても重要となりますが、どのような点に注意して選ぶべきなのかご存じない方も大勢いらっしゃることでしょう。そこで今回は、結婚指輪の選び方として抑えておくべきポイントについてご紹介いたします。

1. 形状

結婚指輪を選ぶ上でまず決めなければならないことは、指輪の形状です。普段指輪をあまり身に付けない方からすると、どのような形状があるのかわからないかもしれませんが、代表的な形状としては以下の3つが挙げられます。

1-1. 丸形

非常にオーソドックスで、まさに指輪といえばこれといっても過言ではない形状です。ドーナツのように縁のなく全体的に丸みを帯びているというのが特徴です。結婚指輪自体が日本に入ってきた時点で最も主流だった形状で、指輪自体が細かったとしてもしっかりとした立体感があります。また、その丸い形状は柔らかさを感じさせます。

1-2. 平打ち

丸型とは対象的に、全体的に角張った四角いフォルムをしている形状です。ヨーロッパなどの海外で非常に人気の形状で、女性であれば上品に、男性であれば無骨なたくましさを感じさせる効果があります。メリハリがありますので、指輪としての存在感を主張したい場合などに用いられることも多くなっています。

1-3. 平甲丸

淵の部分は平打のようにエッジのきいた四角い特徴を持ちつつ、指輪の中央部分は丸形のように存在感のあるプックリとした特徴を持つ形状です。丸型と平打ちのいいところを集めた形状といっても過言ではありません。柔らかさを感じさせつつスッキリとした印象を与えますので、非常に人気の高い形状です。

2. 製法

結婚指輪は形状だけではありません。どのような製法で制作するのかによっても、指輪のクオリティや仕上がりを決定づけることになります。そのため製法の選択も非常に重要となるのです。代表的な製法としては以下の2つです。

2-1. 鋳造製法(ちゅうぞうせいほう)

日本においては、ほとんどの場合この製法で制作されています。デザインどおりに作成した型に対して、素材を流し込むことによって固めてつくる方法です。型さえあればどのような形状でも制作ができるので、デザインのバリエーションはとても豊富にできています。サイズ直しに関しても可能な範囲が広いので、結婚後にサイズが変わってしまったとしても安心です。また、軽さと付けやすさもメリットとなります。

2-2. 鍛造製法(たんぞうせいほう)

金属を叩いて鍛え上げることによって作る製法のことです。日本刀を制作する際に熱くなった鉄を、トンカチなどで何度も殴打し形状などを整えていくという方法になります。金属をギュッと凝縮することによって、金属の密度が向上し、より強固なものになっています。肌ざわりもいいのでつけ心地がなめらかであることも魅力のひとつです。

3. サイズ感

結婚指輪の種類はもはや数え切れないほどに存在していますが、どのような種類のものであったとしても後悔のないデザイン性がある部分がサイズ感となります。シンプルなデザインだったとしても、指輪そのもののサイズ感によって存在感は大きく変わりますし、増すこともあります。
サイズの選択肢はある程度の範囲で決められており、ブランドによって差が出る部分ではありますが、ほとんどの場合『2mm〜5mm』の間で幅を決めてもらうのです。それ以上薄くなってしまうと単純に指輪としての耐久性に難が出てしまうでしょう。男性であればしっかりしている方も多い傾向なりますので、しっかりとした厚みの3mmに決めてみるといいでしょう。
また、指輪を購入する際に重要となるのがサイズです。指を通すリング部分のサイズのことで、どれだけ素敵な仕上がりの指輪であっても、左の薬指に根本深くまで刺さらなければ本末転倒です。

4. 素材・ダイヤモンド

形状と同じように、指輪の素材によって同じデザインでも大きく異なることになります。まずはスタンダードなプラチナが結婚指輪としての一般的な主流となります。ダイヤモンドとの相性もよく、男女どちらにでも合う上品な色味であることが魅力です。
続いてイエローゴールドも人気の高い色合いです。目を引く色ですので華やかな印象と存在感を与えますが、カジュアルさも持ち合わせています。そのため結婚指輪としてだけでなく、ただの指輪感覚で身につけるというのもいいでしょう。その次に人気の高い素材としてはピンクゴールドとなります。色味が肌に近いので肌なじみがとても良く、女性らしさを演出できるほんのりとしたピンクが特徴的です。
また、ダイヤモンドをはじめとする宝石部分も、指輪を選定する際に参考にすべきポイントとなります。やはりダイヤモンドは王道ですので、特にこだわりがない方であってもまず間違いないでしょう。ダイヤモンドを選択した場合、次に考えなければならないのがサイズです。カラットという単位によってそのサイズは表現されることとなりますが、大きいとコストが高くなってしまいますし、あまり小さすぎても寂しい印象になるでしょう。
婚約指輪と違い、結婚指輪の場合はダイヤモンドを使用しないケースも多いので、選択した形状や素材ですと合わないと判断した場合には、ダイヤモンドのないシンプルな指輪にしてみてはいかがでしょうか。

5. まとめ

後悔しない結婚指輪にするために、今回ご紹介したポイントを重点的にチェックしてみてください。ただし、できる限り結婚当初のままで着け続けていきたい方が多いかと思いますが、結婚後にリフォームすることも可能です。「清田時計店」では結婚指輪のリフォームや修理を承っておりますので、もしもの際はぜひお気軽にお問い合わせください。

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