婚約指輪、結婚指輪の選び方

婚約指輪と結婚指輪  

 店頭でお客様からよくご質問をいただくのが、「結婚指輪」と「婚約指輪」の違い。そして選び方について。

 婚約指輪=エンゲージリングは婚約の証。結婚の約束を交わした証として男性から女性へ贈るもの。ふたりで選ぶ方もいれば、男性おひとりでご購入、サプライズでプロポーズを…という方も。

 基本的に婚約期間中、つまり結婚式の指輪交換までは婚約指輪、その後に結婚指輪を、というのが一般的ですが、最近は婚約指輪と結婚指輪を重ね着けして日常的に楽しむという方も多いようです。
 婚約指輪、結婚指輪(女性用、男性用)と3本をセットで用意しているブランドも多いので、そういったモデルを選べば、より違和感なく自然に重ね着けを楽しめます。

いくらかかるの?

 「婚約指輪は給料の3か月分を」…こんな言葉を一度は耳にしたことがある人も多いはず。実はこれ、何十年も前に、とあるメーカーがキャンペーンとして打ち出したキャッチコピーなんです。当時は戦後間もなくで婚約指輪の習慣が根付いていなかったのですが、その後婚約指輪が定着していくことに。この言葉とともに。そして現在に至る、という訳なんです。実際の現在の平均価格は、最新のデータで婚約指輪:35万円、結婚指輪(ペア):25万円。ただしこれはあくまでも平均。実際は幅広い価格帯でご用意しています。

 

デザインは?

 婚約指輪は一般的にセンターダイヤモンドを用いたソリティアタイプ、またはプラス脇石をあしらったメレタイプが主流。ダイヤモンドだけではなく、誕生石などカラーストーンを、という方も。

 結婚指輪は多種多様。シンプルなデザインが人気ながらも、飾り彫りや、2本合わせるとハートなどの一つのデザインが…というもの、カジュアルな幅太なども人気。また、アンティークな雰囲気を醸し出すミル打ち加工を施されたリングもおすすめ。

 

素材は?

 大きく分けるとプラチナかゴールド素材が一般的。

 プラチナの特徴は大きく分けて3つ。
 一つ目はその白い輝き。割金を混ぜることによって白さを実現しているホワイトゴールドと違い、プラチナは混じり気のない「白」。
 次に稀少性の高さ。ゴールドと比べ、その採掘量は20分の1とも25分の1とも言われています。
 最後に化学的に安定した貴金属であるということ。 他の貴金属と比べても変質しにくい特性があり、それ自体では酸化もしないため錆びる心配がありません。
 
 これらの特徴・性質から花嫁さまの純潔・純粋さを連想させ、また世界中の人の中から運命的な出会いを果たしたふたりになぞらえ、そしてその愛は一生消えない、薄れないという意味合いでプラチナ素材はブライダルリングとして愛されています。
 
 ただ、趣味嗜好が多様化する中で、ゴールドを選ぶ方も増えています。イエローゴールドでアンティークさを出したり、ピンクゴールドでよりかわいらしさを演出、という方も。またシャンパンゴールドというブランド独自の素材も登場。
 
 プラチナ、金だけでなくジルコニウムやパラス(パラジウム850合金)といった独自素材を使用したリングや、従来の金、プラチナに比べ圧倒的な強度を誇る鍛造法を用いたリングも。

いつ選ぶ(買う)の?

 現在のブライダルリングの主流はオーダ-メイド。店頭に並んでるのはサンプル(見本)で、選んだリングを一からメーカーが新たに作成するというもの。そのため約1か月から2か月いただいてのお渡しなので、結婚式から逆算して半年前ぐらいから指輪選びをスタートさせるのがベスト。
 ただし一部納期が一週間ほどのブランドや、店頭在庫からすぐにお渡しが可能なものも。

サイズは?

 専用のゲージにておふたりのサイズをお計りします。デザイン(幅)やブランドによっても若干の作りの違いがある為、同じサイズでも着用感が異なることも。
 また特に女性は季節や時間帯でサイズが変わりやすく、また産前産後でも大きくサイズが変わる方も。指輪ご購入後の人生において、3回大きなサイズ変更が必要とも言われています。
 ブランドによってご購入後のサイズ直しなどのアフターケア、保証内容が異なるので、そこもチェックポイント。
 サイズ直しや新品仕上げ、メレダイヤモンド入れ直しなどの永久保証を打ち出しているブランドもあるので、デザインや金額だけでなく「一生身に着けていくもの」という事を踏まえ、そういったアフターケアも含めて検討の材料に入れることもおすすめです。  

⇒AFFLUXの永久保証Ⓡ(外部リンク)

どの指につけるの?

 婚約指輪・結婚指輪ともに左手の薬指に着けるのが一般的。これは古代ギリシャで心臓は感情を司っている場所とされていて、その愛の象徴である心臓に繋がる血管が左手の薬指にあると考えられていたため。その左手薬指に指輪をつけることで、「相手の心を強くつかむ」という意味があったそう。
 また重ね着けをする際も、結婚指輪の上から婚約指輪を着けることによって、「永遠の愛の証として閉じ込める」意味があるそうです。
 ただし明確な決まりでは無く、仕事上や様々な理由から違う指に着ける方も。また、日常的に結婚指輪を着けることが出来ない方は、指輪にチェーンを通しネックレスとして身に着ける方も。

まとめ

 これから結婚の準備を始める若い方には、婚約指輪や結婚指輪といったブライダルリング、そしてジュエリーというものは馴染みが薄く、またジュエリーショップは敷居が高く感じられるものかもしれません。
 ジュエラーキヨタでは専門の知識を持った経験豊富なスタッフが、そんなおふたりを親身になってサポートさせていただきます。(もちろん男性おひとりでも大歓迎。サプライズプロポーズのアドバイスもできるかも?)
 ぜひお気軽にご来店・お問い合わせください。

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